無農薬・無添加生活で健康子育てと長生きのススメ

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発達障害は遺伝するか?子供が生まれる時の不安に回答

2021年 11月19日


僕はちょっと多動なところがあります。
学校で授業を聞いてるのが苦痛で、教科書やノートが真っ黒になるまで落書きすることで、人に迷惑をかけないように過ごしてきました。
そんな僕の特性は遺伝するのか?
子供達は孫は大丈夫か?
とても心配なところです。
発達障害等、何かの遺伝子変異が発症に関わっている場合、発症した家系の遺伝子解析をすれば単一の原因遺伝子を見つけることができます。
発達障害に関しても、数多くの研究者がその原因遺伝子発見に取り組んできたものの、いまだに見つかっていません。
それどころか、最近の研究者の間では、「発達障害に原因遺伝子は無い。」というのが共通見解になっています。
原因遺伝子が無いだけでなく、この遺伝子変異を持っていればかなりの確率で発達障害になる。
という強い関連性を持った遺伝子すらめぼしいものはないと考えられています。
一方で、発達障害の発生メカニズムが「神経回路(シナプス)形成異常」ですから、発達障害の「なりやすさ」に関連する遺伝子はとても多いのです。
(農薬が発達障害を引き起こすメカニズムを解説! はこちらを参照ください。)
現在でも500を超える遺伝子が関連していると思われているし、これからも増えていくでしょう。
これらの数多くの遺伝子変異たちが組み合わさって発症していると考えらますが、あまりに膨大!天文学的な組み合わせであり、一つ一つを特定することは不可能なのです。
このように、発達障害の原因遺伝子は発見されていません。というより無いでしょう。
その代わりに発達障害の発症に関わる関連遺伝子が判明し、発症メカニズムを類推できるようになりました。
500以上ある関連遺伝子の機能は色々あるのですが、大きく分けると3つのグループの機能に関わる遺伝子変異が発達障害へのなりやすさに関連しています。
一つが、シナプスの結合に関するタンパクの遺伝子です。
二つめがシナプスの伝達を調整しているホルモンに関わる遺伝子です。
そして最後は、転写調節部位に関連する遺伝子郡です。
とはいえ、これらの関連遺伝子だけで発達障害が発症するの希だろうと考えられています。
この遺伝子的な背景に多様な環境因子が関わり発症すると考えられているのです。
なかでも胎児期、小児期に子供の脳に侵入する有害な合成化学物質曝露が大きな要因であることは疫学を含む多数の研究結果から確定的となっています。
例えば、母体の喫煙。
また、PM25などを含む母体の大気汚染も深刻です。
さらに合成化学物質を使った薬も原因となります。
つわりの鎮痛剤として使ったサリドマイドや抗てんかん薬などもリスクがあります。
さらに環境中の有害な化学物質は増え続けているのです。
人体を汚染する神経毒性をもつ農薬も大きな原因になっています。
発達障害は遺伝するか? に対しては、発達障害は遺伝しません。
ただ、癌や糖尿病のように、「なりやすさ」は遺伝しているので、環境要因を潰して、病気にならないようにすればいいのです。
多動の僕の特性がそのまま遺伝することは無いようなので安心しています。 しかし一方で、子供達の環境はちゃんと整えなければいけません。
私は、無農薬野菜生活を通して、合成化学物質を摂取しない!摂取させない!生活を今後も続けることで家族の健康を守ろうと思います。
(発達障害児童が爆増中!あなたのお子様/お孫様に不安はありませんか? はこちらを参照ください。)

     

ブログ著者:チャップマン

1967年生まれ。無農薬・無添加生活を邁進する2児の父。寝ること。食べることと子育てが大好き!無農薬・無添加生活で健康子育てと長生きのススメ

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